わたしたちについて
サフランは世界で最も高価なスパイスと言われています。それは希少性の高さと、手作業による膨大な手間がかかっていることにあります。
サフランは20〜30cmに成長し、一株に最大4つの花をつけます。それぞれの花には長さ2.5〜3cmの3本に枝分かれした雌しべがあり、それらを一つ一つ手で摘み取り、乾燥させたものを薬用や食用に利用します。
サフランの花が咲くのは1年に1度、秋の半ばのみ。その期間も1〜2週間と非常に短く、夜明けに開花した花はすぐに枯れ始めてしまうので、摘み取り作業には迅速さと熟練が必要とされます。また、採取した雌しべはすぐに乾燥させる必要があり、それを怠ると売り物にならなくなります。
さらに、サフランの希少性を物語るのがその収穫量です。花の開花状態にもよりますが、1kgのサフランを得るためには約15万〜30万個の花が必要とも言われています。また、そこにかかる時間は約40時間という膨大な時間を要します。
このように、開花期間が短い中、収穫量を確保するためには何千もの農作業者が1〜2週間の間、昼夜を通してサフランの収穫に携わる必要があり、しかも全て手作業で行われるということで、気の遠くなるような工程を経てサフランが流通されているのもサフランの希少性をあげている要因と考えられます。
サフランは世界の広い地域で生産されており、イラン、スペイン、インド、ギリシャの順で生産量が多いとされています。最大生産国であるイランは世界生産量の約半分、イランとスペインで約80%を占めています。輸出量で言えば、イランだけで世界シェアの90%を占めています。
そんなサフランを室内で栽培できる技術を持った会社と提携して事業を行います。
日本のサフランから採取された雌しべの大きさ、鮮やかな色、優れた香り世界的にも高く評価されており、元々高価な海外産のものよりもさらに高価格で取引されています。また、「クロシン」や「ピクロクロシン」も外国産よりも多く含まれています。
サフラン室内栽培は、日本産のサフラン株を中心に国内株を培養しています。
提供サービスまたは製品
世界トップレベルの農業テクノロジーの技術によって、これまでは出来なかったサフランの室内栽培を可能にした技術でサフラン栽培ビジネスを行います。
サフランから取れる成分は薬の原料になり、とても高額でやり取りがされています。 そんなサフランを日本で年6回栽培出来るようになった特殊な技術を利用します。
サフランの主な成分は、クロシン、ピクロクロシン、サフラナールなどの3つの主要成分 に加えて、カロテノイド、炭水化物、タンパク質、アントシアニン、ビタミン、ミネラルが含まれています。 サフランの成分は、抗酸化剤、抗腫瘍剤、精神安定剤、抗不安剤、抗うつ薬、鎮静剤 、記憶増強剤、睡眠薬、催淫剤などとして用いられています。 マウスに体重1kgあたり5g投与しても毒性が出ず、ほとんど副作用や依存性がないと 言われており、極めて安全な天然素材であると位置づけられています。
会社情報
会社名 | 合同会社アグリイノベーション |
職務執行者 | 横山直広 |
所在地 | 〒327-0846 栃木県佐野市若松町90 |
電話番号 | 050-5876-6651 |
設立年月日 | 2024年4月24日 |
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